物流にかかるコストについて

物流コストについて考える前にまず物流とはどんなものなのか知っておきましょう。
物流とは物的流通の略で、生産されたものを生産者から消費者へ移動させることです。
物流の5大機能と呼ばれているのが、輸送、保管、荷役、包装、流通加工です。
私は以前運送会社で仕事をしていた関係で、5大機能のうち、保管、荷役、包装、流通加工を経験しています。
その経験から言うと、生産されたものは大小様々あり、値段もバラバラです。
それを分け隔てなく大切に扱うのが物流業者の信条と言えるのではないでしょうか。
多くの人が関わりを持つ物流は必然的にコストがかかります。
輸送費、倉庫代、荷造り・梱包にかかる材料費、人件費、流通加工における材料費、人件費など様々です。
このコストを課に減らすか、もっといえば生産物の価格に見合った物流コストまで引き下げるかということがテーマとなります。
生産物の価格とは物流にかかる商品の値段のことです。
まず業種によって大きく5つに分けられます。
その内訳は製造業、非製造業、卸売業、小売業、その他となり、その業種で扱っている商品にかかる物流コストを業種間の売上高を軸に比較することもあります。
たとえば製造業における生産物の物流コストにも、品目によって違いがあります。
2011年の調査では製造業の中でもっとも物流コストが高いのは冷凍食品です。
物量が多い割に価格が安く、そのためコストが大きくなります。
その次にコストが高いのは土石・セメント・ガラスです。
未加工の原料でしかも重量とおおきな体積があるため、輸送するのに少しずつしか輸送できません。
多くの運搬車を出さなければならないのでそのぶんコストがかさみます。
次に高いのが紙やパルプです。
これも土石などと同様、体積が大きく価格は安いという特徴があります。
以下、食品、鉄鋼、非金属、石鹸・洗剤と続き電気製品、医薬品と続きます。
電気製品と医薬品が比較的物流コストが安い理由はお分かりですね?そう、販売単価が高く、かつ多く運べるからです。
ちなみに2011年の調査で、もっとも物流コストが高かったもの、ご存知ですか?それは小売業の通販と生協です。
なんとなく理由わかりますでしょうか。
通販の方は、生産元から個別の届け先まですべてダイレクトです。
お店に卸すわけでなく、個別に輸送する=輸送コストがかかるということです。
生協も理由は同じ、生協の場合は梱包と保管にかかる費用が大きくなることが予想されます。
物流コストが生産物の特徴と販売した時の価格でだいぶ変わってくることがお分かりいただけたでしょうか。

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